月への舟には森の源泉、山の源泉、そして宙の源泉という3つのエリアが存在します。
7ヶ所の源泉露天風呂付き浴室、14の浴槽とさらに金色泉を満たした月の舟一艘。
1日では回りきれない大満足の湯巡りを心ゆくまで楽しんでください。
山の源泉エリア
当館の象徴であり名前の元にもなった月の舟が秋の季語であるのに対し、猫の恋は春の季語として沢山の詩や文学で詠まれてます。
猫の恋
家族を命懸けで守り抜くほどの、激しい愛情の例えとして用いられる事もある「猫の恋」
原生林を極力そのままの状態で残し、早朝には川のせせらぎを聞き幻想的な木洩れ日が部屋一面にさし込む中、金色泉にゆっくりと浸かって頂く。
ここに入られたご家族がこの先ずっとお互いを慈しみあい、激しく愛し合い続けて欲しい。必ずや愛と絆が深まっていくとの想いを込めて創りました。
月の舟
この現実世界のストレスや争い事の多さに押しつぶされそうになって
たまには逃げて理想郷にでも行ってみたい
ただ、明日も用事があるし、車で30分ぐらいじゃないと…
月への舟の一番奥地、秘境にある貸し切り露天風呂「月の舟」こんな温泉があったらいいのに、
どこに行っても存在しない…じゃあ自分で作ってみよう
頭に思い浮かぶ理想郷にある温泉のイメージを、自分の力及ぶ限り再現してみよう
このような強い決意の元に完成した貸し切り露天風呂「月の舟」ご堪能ください。
森の源泉エリア
各露天風呂の名前にちなんだ花を、ガーデンデザインを極めた福田栄二の手により、随所に散りばめております。
当館自慢の金色泉越しに絵画のごとく映し出された、近代的和風庭園の景色をお楽しみください。
七段花
六甲山の特産種。梅雨時期に美しい花を咲かせます。
シーボルトの「日本植物誌」に採録されてたが、その後は1959年まで実際に見かけられることがなかった幻の花として知られています。
花言葉は「乙女の愛」
たまには純真だった若かりし頃にたちかえって、甘い思い出に浸かって頂きたいという願いを込めております。
月鏡
水盤に映る月を自分に置き換え、ふと今までの自らを振り返ってみる様な時間になればと。
単純に、静寂の中で水に写った月を、静かな心で愛でるのは粋だなという想いで創りました。
花てまり
庭一面に植えた大手毬が、初夏にボール状の花を咲かせます。秋には紅葉を楽しむこともできます。
花てまりの花言葉「私は誓います」「約束を守って」愛の約束も、仕事仲間との誓いも、花てまりの金色泉に清らかな気持ちで浸かりながら、固く決意されてみるのもいかがですか?
宙の源泉エリア
旧大浴場を改装した「藤むらさき」「都わすれ」
この二つの大型浴場が存在するエリアです。
宙の名前に相応しい広さを備え、当館最大の湯量を誇ります。
藤むらさき
藤の花言葉は「歓迎」
月への舟最大の湯量を誇る大浴場「藤むらさき」
月への舟スタッフがお客様を心から歓迎し、おもてなしさせていただきます。
都わすれ
名の由来は、承久の乱に大敗して佐渡に流刑された順徳天皇にさかのぼります。
都への思いを忘れようと佐渡に咲いていた可愛い花を眺め和歌を詠んだという伝説があり、その伝説から都忘れ(ミヤコワスレ)という名が付けられました。
花言葉は「別れ」「しばしの憩い」順徳天皇の落ち延びた地をイメージして作られた庭を眺めながら、しばしの憩いに浸られてみては如何ですか?